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秋田内陸縦貫鉄道2017
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 やってきたのは、またもや羽後長戸呂〜松葉間の築堤。言い訳ばかりだが、武家屋敷通りの写真を見てもお分かりのとおり、朝の雷雨こそなかったものの、天候はすぐれない。このため場合によっては早めに切り上げられるよう、遠出は避けたのであった。


柿の木の横を抜けてshadowshadow

 
 2時間ほど粘っていると、徐々に明るくなってきた。下の写真は、上り急行「もりよし」で、バックの山もかすんではいるが、ほのかに秋らしい色合いとなっている。
 ただ、前日、増結されていたAN8900形は外されてしまっていた。


いつもの松葉〜羽後長戸呂間shadowshadow


 天候は回復傾向にあると判断して、北上する。また上桧木内の「ふれあいマーケット」に立ち寄るが、お目当てのかりんとうは売り切れで、かわりに「おやき」を購入。
 ちょうどそのころから天候が急変して土砂降りに。かりんとうに天候と、どちらも目論見が外れて、ちょっと歯車が狂いだしたかな。こんなときは運転も気をつけなくちゃ。
 土砂降りの中、向かったのは上桧木内〜戸沢間の跨線橋。前から一度は撮ろうと思いながら果たせていなかった場所だが、いざ現地に立ってみると、跨線橋沿いの高圧電線が思いのほか目障りだ。しかたなくカメラを少し下に向け、そのせいでできてしまった画面下部の微妙な空間は、ススキを入れてごまかすことにした。


上桧木内〜戸沢間shadowshadow


 その後は戸沢駅付近から望遠で撮影。写真左に見える大木は、前日にも撮ったスギの木だ。
 


戸沢付近shadowshadow


 これで角館へ引き返す。少し天候が回復してきたので、途中で夕焼けを期待して待機するが、やはりぱっとせず。
 ちょっと物足りない気分でレンタカーを返し、角館駅へ。ホームに出ると、これから出かける大勢の乗客で華やいだムードだ。引き上げる自分とは正反対だなと、淡い疎外感を覚えながら、東京行き「こまち」に乗り込んだのであった。

【1〜4ページ:2017年4〜5月現地、2018年1月記】
【5〜7ページ:2017年11月現地、2018年4月記】

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