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秋田内陸縦貫鉄道2018 秋
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 沿線の紅葉に魅せられて、2018年秋も出かけてしまった。
 2泊3日の行程だが、それを順に書いても例年と代り映えしそうもないので、今回は撮影地点ごとに絞ってまとめてみた。
 まずは、私にとって定番中の定番ポイント、角館〜羽後太田間の築堤だ。今回も朝日を狙って2日間通ったが、残念ながら陽が射したのは一本だけ。それが下の写真だ。敢えて太陽と列車の位置をずらしたのだが、近づけたほうがよかったかも。


いつもの築堤での朝日shadowshadow


 一転して夕方の写真。実はこの日の午前中、左通付近で時刻表にない下り列車が突然やってきて、カメラを構える間もなく撮り逃してしまっていた。ホームページに案内もないので、おそらく団体ツアーの臨時列車なのだろう。それであれば角館から帰りの上り列車があるはずだが、ダイヤがわからない。鉄道会社へ問い合わせたいという誘惑を抑えて、春の臨時列車と同じスジと読んで、羽後中里付近で待ち構えてみたものの見事に空振り。あきらめていつもの築堤にやってきた。
 列車を待つ暇つぶしに夕日に照らされたレンタカーの写真を撮っていると、背後から列車の気配が。そうか、このタイミングかと、そのまま振り向きざまにシャッターを押す。もちろん構図を考える余裕などまったくない。結果的に列車を射抜いく夕日など、それっぽく撮れたものの、あくまで偶然でしかないのであった。
 シルエットになった車内では、グラスを傾ける姿も見えて、さすが普段の列車とは趣が違う。最近はやりのグルメ仕立ての列車であったのだろう。


突然の臨時列車shadowshadow


 角館〜羽後太田間の最後の写真は、最終日の夕暮れに恒例のアングルで撮ったもの。夕焼けとは言い難いが、今回これがもっともらしくなった写真なのだ。
 撮影したのは16時半ごろで、このあと角館に戻り、「こまち」「のぞみ」と乗り継いで、その日のうちに神戸へ帰る。近くなったものだと改めて思う。


いつもの築堤での夕暮れshadowshadow


 続いては、これも定番の羽後長戸呂〜松葉間の築堤。せめていつもとは違う構図にしようと、少し場所を移動して、ススキを入れて撮影。それでも、昨年と似たような感じになってしまった。


近景にススキ、遠景に山々shadowshadow


 この写真も、いつもと少し違う場所だ。ちょうど先頭車両のあたりの山が最も赤く見えたので、それをメインにするつもりであった。だから単行であれば、もっとズームして左上2/3くらいにしたかったのだが、やはりシーズンということで2両編成だ。やむなく画角を広げたおかげで本来の狙いが少しぼけてしまった。


いつもの築堤で急行もりよしshadowshadow


 少し離れた国道の道端から。あまりにお手軽すぎてこれまで敬遠していたのだが、撮ってみるとバックに山並みが広がり、意外に悪くない。


いつもの築堤を国道から望むshadowshadow



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