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秋田内陸縦貫鉄道2019
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 この日も宿は打当温泉。昨夜の女性客が連泊していたら、声をかけてみるつもりであった(しつこい)が、さすがに姿はなかった。そもそも彼女の食事が他とは違っていた(めざとい)ので、既に連泊だったのかも。それより驚いたのは、やはり次の客も一人旅の女性であったこと。とはいえ、もちろん声をかけたりはしていない。
 翌早朝は奇跡的に天候が回復したので、勇んで撮影に出かけたものの、成果は今ひとつ。宿に戻って朝食をとっていると、一気に天候が悪化し、かなり強い雨になってしまう。晴れ間はほんのいっときであった。チェックアウト時に「天候が安定しませんが、いい天気になるといいですね」と宿の人に言われたが、まさにそう思う。
 宿を出て、まずは萱草駅付近へ。以前から、集落にある「萱草農村公園」の桜と列車を何とか絡めたいと思っていたのだが、うまくいかない。桜の枝を部分的に入れるのがやっとであった。


萱草農村公園shadowshadow


 萱草の後は阿仁合へ行き、なんだかんだで夕方まで粘ってしまう。いつも川原側から撮っていたので、今回は反対側の「阿仁ふるさと文化センター」へ行ってみる。雨が激しくなり、センターの軒先で雨宿りしながら待機して、上下列車を1本ずつ撮影。写真で列車の後ろに黒く見えるのは、以前も触れた「゚滓(からみかす)」と呼ばれる鉱滓だ。こうして高い位置から見ると、かなりの量であることがわかる。


阿仁ふるさと文化センターからshadowshadow


 交換でやってきた上り列車。バックに阿仁河川公園の桜が広がる。


阿仁河川公園の桜をバックにshadowshadow


 駅に戻り、阿仁川支流の滝の沢川沿いのしだれ桜を狙うが、列車を絡めるのはいささか無理があった。


滝の沢沿いのしだれ桜shadowshadow


 お昼になったので、例によって「馬肉シチュー&黄金ライス」目当てに阿仁合駅構内の「こぐま亭」へ。ところが大混雑の店内に圧倒されてしまい、いったん引き下がる。阿仁合駅は、2018年に大きくリニューアルされ、「こぐま亭」も場所を変えて新装オープンとなった。そのおかげか観光客が増えて、「こぐま亭」も繁盛している様子だ。それは喜ばしいことなのだが、撮影の合間に何度のぞいても、一向に空く気配がない。いよいよ14時近くなって、覚悟を決めて店内に入る。やはり馬肉シチューは売り切れで、かわりに馬肉オムライスを注文。しばらく席が空くのを待って、ようやく馬肉オムライスにありつく。食べてびっくり、玉子がふわとろで、馬肉シチューより好みかも。
 ところで、「阿仁ふるさと文化センター」から撮った上り列車の写真で、阿仁川に鯉のぼりがかかっているのが見える。以前はなかったはずで、新しい趣向なのだろう。調べてみると、やはり2018年から鯉のぼりプロジェクトと称するイベントがスタートしたらしい。阿仁合駅のリニューアルといい、気合が入っている。
 そうとあらば、その鯉のぼりをメインに撮りたいというのは、撮り鉄の自然な心理である。そこで、阿仁川にかかる橋から鯉のぼり越しに構える。ただ、かなり距離があって、正直なところ列車がどこを走るのか、よくわからない。結果は、予想以上に阿仁合駅から離れた地点がもっとも列車を見通せたのであった。それであれば、画面右1/3くらいはカットして、もっとアップにすべきであった。


阿仁川にかかる鯉のぼりshadowshadow


 鯉のぼりと言えば、構内でも立派な鯉が泳いでいる。これもかつてはなかったので、鯉のぼりプロジェクトによるものに違いない。ありがたく撮り鉄の題材に使わせてもらう。


阿仁合駅構内の鯉のぼりshadowshadow



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