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しなの鉄道
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 のっけから言い訳で恐縮だが、この原稿をアップしたのは2022年1月なのに、内容は2年前のものだ。そのころは、まだ新型コロナウイルスも、どこか他人事であったのだが、その後急速に感染が拡大してしまった。そんな状況で、のほほんと撮り鉄のことをアップするのはまずかろうと思っているうち、タイミングを逸してしまったのである。コロナ禍は、収束の願いに反して未だ続いているが、このままお蔵入りさせるのももったいないので、敢えて引っ張り出した次第である。

 しなの鉄道へ向かったのは、えちぜん鉄道2020で触れたとおり、同鉄道を早めに切り上げた後のこと。福井から金沢へ出て北陸新幹線で佐久平へ向かい、レンタカーを借りて、しなの鉄道の撮り鉄をスタートしたのであった。
 何せしなの鉄道は初めてなので、予め地図で目星はつけていたものの、勝手が違う。あれこれロケハンをしているうち、夕暮れを迎えてしまった。最後は信濃追分〜御代田のカーブ内側から夕日を狙ってみる。最初の上り列車は狙いどおり夕日は撮れたが、ちょっとごちゃごちゃしすぎてまとまりのない出来だ。


信濃追分〜御代田のカーブshadowshadow


 日没後、先ほどの反省から、カーブの築堤下から見上げるアングルで。そのおかげで、すっきりした感じに仕上げることができた。空がもう少し赤くなれば言うことないのだが、こればかりはしかたない。とか偉そうなことを言いながら、実は画像編集で赤味を少し足している。


築堤下から見上げるshadowshadow


 翌早朝、今度は日の出を狙って、同じ信濃追分〜御代田に出かけてみるが、濃い霧に阻まれる。


霧の中shadowshadow


 いつものとおりホテルに戻って朝食をとって再び信濃追分〜御代田へ。浅間山が見通せそうな場所を地図で見つけていたのだが、どうやらここは定番の撮影ポイントのようだ。
 ただ、早朝の霧は晴れたが、厚い雲はかかったままで、コントラストのない写真となってしまった。


浅間山をバックにshadowshadow


HIGH RAIL 1375
 その後数本の列車を撮って、佐久平へ戻り、いったん小海線で小諸へ出る。ここから休日のみ運転される「HIGH RAIL 1375」に乗車。小諸から小淵沢まで、久しぶりの乗り鉄を楽しんだのであった。



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