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由利高原鉄道2013
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寝台特急あけぼの
 上野駅13番線。21時少し前、昔ながらの推進運転で、寝台特急「あけぼの」が入線してきた。
 「あけぼの」で由利高原鉄道へ向かうのは、昨年の行程と全く同じであるが、やはりせっかくなら希少な寝台特急で出かけたい。羽後本荘着6:01と、6:56発の由利高原鉄道の始発列車にも都合がいいのである。
 ただ、昨年はどうにか間に合った桜であるが、今年はさすがに遅すぎることは覚悟の上。
 このため、昨年は3日間も滞在したのに、今年は様子見程度に午前中で切り上げることにしたのである。

 この日の天気予報は雨。それでも6時半ごろには、さっと陽が射してきて、さては天気予報が外れたなと糠喜び。
 いざ始発列車1Dが発車すると、曇ったり陽が射したりを繰り返し、気まぐれな天候に、こちらは気を揉まされる。
 途中の旧鮎川小学校の桜の様子をうかがうと、やはり散り果てている。一方、久保田駅前の桜は結構残っているようだ。
 よし、それなら一旦、西滝沢まで行って、久保田へ歩いて戻ろう。一駅足を延ばしたのは、あわよくば西滝沢駅前の桜を狙おうと考えたからなのだが、結果は下の写真のとおり。昨年と同じく、乗ってきた列車の後追いのアングルで、タイミングよく薄日が射して明るい感じにはなったものの、桜はほとんど散っていた。
 車両はYR2000形の2両編成。先頭(右側)が宇宙戦艦ヤマトが描かれたYR2001、後ろが鳥海山のイラストの入ったYR2002だ。


西滝沢にてshadowshadow


 桜はあっさりあきらめ、駅の反対側に咲いていた水仙の花を入れて、駅に入線する上り6Dを撮る。
 今度は直前に陽が陰ってしまい、コントラストのない暗い写真になってしまった。晴れていれば、車体に描かれている鳥海山の実物が、バックに見えるはずなのだが・・・。


西滝沢の水仙shadowshadow


 次の下り3Dが来るまで、あまり間はないので、下手に移動はせず、同じ場所で待ち受ける。
 画角まで同じでは能がないと、広角レンズを望遠レンズに替えてみたが、ちょっと窮屈な感じに。
 やってきたのは最新形式YR3000形の2両編成で、特に先頭のYR3002は、今年3月に走り始めたばかりの新車だ。
 画面下手前に茶色い枯草のようなものが写っているが、実はつくしである。できるだけ絞り込んでもぼけぼけで、正体不明となってしまったのは残念。


最新のYR3001を先頭にshadowshadow



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