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銚子電気鉄道
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 仲ノ町のあとは、観音、本銚子、笠上黒生と歩き通したようだ。自分のことなのに、記憶が曖昧で断定できないところが情けない。
 下の写真は、たぶん観音〜本銚子間だと思うのだが、今はこの区間で、これほど見通しが利く箇所はないので、ちょっと自信がない。
 やってきたのは、デハ201。おへそライトにビューゲルという出で立ちは、どう見ても路面電車だ。

デハ201


 本銚子では、駅のすぐ近くの跨線橋からデハ501を撮る。
 この跨線橋は、今でも有名な撮影ポイントであるが、木々が生い茂ってしまい、当時の方がはるかに撮りやすかったのである。

デハ501


 こうして笠上黒生駅に到着。
 ここには、2008年に再訪して、雰囲気がほとんど変わっていないことに感激した駅だ。さすがに腕木式信号機はなくなっていたが、駅のたたずまい、出札口の様子など、当時のままなのだ。
 (ポインタを載せると2008年の写真に切り替わります)

笠上黒生駅 出札口
木造のこぢんまりとした駅舎。今も、外壁が張り替えられたくらいで、昔の面影をよく残している。
今は出札口にポスター類がごちゃごちゃ張られているが、もし剥がしたら、実はほとんど変わっていないはず。


 終点の外川駅も、今は大きな駅名看板が掲げられているが、駅そのものは昔のままだ。

外川駅

 
トランプに興じる女子部員
 最後の写真は、少し趣向を変えて、列車待ちの間(もしかしたら、男子部員の撮り鉄が終わるのを待つ間?)、駅でトランプに興じる女子部員たち。
 一番左端のHさんは、普通の女の子という印象しか残ってなくて申し訳ないのだけれど、中央のTさん、右端のSさんのことは、よく覚えている。2人とも、まじめなところは共通なのだが、性格はずいぶん違っていた。
 Tさんは、とてもきっちりしていて、文章力もあるので、何を任せても安心な存在。一方のSさんは、ほんわかとしたメルヘンの世界にいるような「癒し系」の存在。何を隠そう、そんなSさんは、一番のお気に入りなのであった。
 う〜ん、書いているうちに、なつかしくて会いたくなってしまうなあ。
 と、毎度のことながら、女性のことになると筆が走って、止まらなくなりそうなので、このへんで。

【1976年4月現地、2011年5月記】

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