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部分日食


 2009年7月22日は、私の51回目の誕生日であった。う〜ん、51歳か、自分でも信じられない。
 ちなみに、あの読売巨人軍の原辰徳監督とは全く同じ生年月日だから、彼も51歳ということだ。
 違うのは、原監督が誕生日当日の試合にも勝って、バースデーケーキを前に、満面の笑みをたたえていたのに対して、私にはいつもと何も変わりない1日だったことだ。
 いや、そんなことがテーマではない、この日は46年ぶりに日本で『皆既日食』が見られる日である。
 この『余談』でも、しし座流星群、部分月食と、天体観測のことを書いてきたのだから、この日食は外せないのである。
 
 ただ、本題とは違う拗ねた書き出しで、気合が入っていないとお察しのとおり、『皆既日食』を見に南の島々へ出かけたわけでもなく、例によって家の屋根裏部屋からのお手軽観測なのであった。
 この日は全国的に天気が悪く、皆既日食が見られたはずの悪石島も、暴風雨に見舞われてしまったそうだが、神戸もどんよりとした曇天。
 時折、雲の合間から欠けた太陽がかすかに見えるタイミングを逃さず、写真を撮ったのだが、なぜかピントが合わせられず、なんともぼんやりとした部分日食になってしまった。
 まあ、しかたない。次の日本での皆既日食は26年後、さすがに生きていられるか自信がないので、3年後の金環食を楽しみにしていよう。

部分日食090722

【2009年8月記】


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