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三岐鉄道 北勢線
その1週間後、再び北勢線を訪れた。今度は桑名駅前のビジネスホテルに泊まり、朝の通勤時間の混雑具合を、この目で確かめてみようと思ったのだ。
西桑名発6:45の電車に乗り、まずは蓮花寺へ。別に目的があったわけではなく、地図を見て、なんとなくこの駅を選んだのである。
降りてみると、路地裏にひっそりとたたずむ感じの駅で、なかなか風情がある。上り電車の時刻が近づくと、その路地から通勤・通学客がひとり、ふたりとやってくる。
次の上り電車で一旦西桑名に戻る。車内は押し合うほどではないものの、それなりに混んでいる。3両編成の真ん中が一番混んでいたが、おそらく西桑名駅での改札に一番近い位置だからなのだろう。
ちょっとぶれているが、下の写真はその車内で撮ったもの。
西桑名からはまた折り返し、北大社駅(今は信号所となり客扱いはしない)へ行き、車庫を見学させてもらう。
てっきり車両の整備は、同じナローゲージの近鉄八王子線と融通しあっていると思ったら、独自に行っているそうだ。
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客扱いをしていた当時の北大社駅
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車庫に休む連接車の200形
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もう少し待てば、いわゆる三岐色の黄色に塗り替えた編成が入庫すると言われたものの、その日は午後に仕事があったので、後ろ髪を引かれながらも車庫を辞する。
北大社駅で乗り込んだ上り電車は、その三岐色に塗り替えられた編成だった。西桑名から折り返して北大社で入庫するのであろう。
それにしても、元の近鉄色が渋すぎたのかも知れないが、三岐色の黄色に塗り替えただけでも、同じ電車がぱっと垢抜けた感じになるから不思議だ。
西桑名に到着すると、もう11時近い時間ではあるものの、意外に大勢の乗客が下車した。その様子をカメラに収めてJR桑名駅に向かったのであった。