島原鉄道20102/3
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雨も小降りになったので南島原で下車し、島鉄本社前よりの入り江沿いへ。
ここは定番ポイントながら、実は撮るのは初めて。
船の係留場所なのだろうが、朽ち果てた廃船が打ち捨てられて、うらびれた感じがする。
上の写真の場所から、もう少し島鉄本社前よりへ歩いた島原市児童館横の公園から。
この界隈は、古い家並みを縫うように路地が続いていて、その中を徘徊するだけでも楽しい。
その後は、霊丘公園に保存されたC12を見て、島鉄本社前駅から下り列車に乗る。
島鉄本社前駅のホームには、レールらしきものが埋め込まれていたのが不思議。
霊丘公園に保存されたC12 レールが埋め込まれた島鉄本社前のホーム。
そして、今や終点となってしまった島原外港へ。ここから加津佐までの35.3キロの区間は、2008年に廃止されてしまったのだ。
それでも、駅の雰囲気は昔と変わらず、線路もまだ続いている。でも、もう列車が走ることはない。1991年の雲仙普賢岳の火砕流で壊滅的な打撃を受けながら、6年の歳月をかけて、見事に復活を遂げたはずなのに、あえなく廃止とは・・・。
複雑な思いで線路をながめる。
島原外港駅から加津佐方面を望む。
線路はまだ続いているのに・・・。