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由利高原鉄道
彼と別れを告げ、鮎川発10:59の7Dで西滝沢へ向かう。写真は西滝沢駅で、乗ってきた7Dを後追いしたもの。晴れていれば、きれいだろうになあ。
西滝沢駅からは、吉沢方面へ歩き、子吉川へ。カーブしたガーダー橋は好きな題材だ。もう少し高い位置から撮れば、カーブがより強調できるはずだと少し山道を登ってみるが、残念ながら見通せる場所はない。あきらめて山を下り、上原踏切からこれまた平凡なアングルに落ち着く。やってきたのは、運用に就いたばかりの最新型YR3001形だ。
再び西滝沢駅に引き返すと、また件の鉄ちゃんと出会った。「撮る場所はみんな同じですね」と笑いながら言葉を交わす。
西滝沢では、桜を横目に発車する9Dを捉える。山の緑を桜のバックに置いて、少しでもコントラストをつけたつもり。
桜はご覧のとおり、満開をすぎて、葉桜になりかけている。さすがに4月末はぎりぎりのタイミングだった。
昼時は、列車の本数が少なくなる。その合間を利用して、近くのコンビニで弁当を買い、ホームに腰掛け、桜吹雪を浴びながら、のんびり昼食。
午後は、ロケハンついでに終点の矢島まで乗車して、折り返して羽後本荘に戻る。
ここで、件の鉄ちゃんを追いかけるように、こちらもレンタカーを借りて、再び鮎川へ。午後に順光となる学校側から、鯉のぼりを入れて撮る算段であった。もっとも、曇天のこの日は方角にあまりこだわる必要もなかったのではあるが。
まずは、足まわりが隠れるのは覚悟のうえで、校舎のすぐ横から鯉のぼりを見上げるアングルで15D。
その後、校舎の裏手の高台に上って18D。それでも足回りは思った以上に隠れてしまった。
そして、羽後本荘から折り返しの17Dを桜の間から。実は、このアングル、件の鉄ちゃんのパクリである。
このあと、20Dを撮った時点で17時15分ごろ。だいぶ光量も落ちてきて、潮時と判断して、引き上げる。
ところが、18時ごろ、羽後本荘のファミレスで早めの夕食をとっていると、あたりがぐっと明るくなる。この時間になって、雲が切れて、夕日が顔を出したようだ。しまった、見切りが早すぎたか、と悔やんでも後の祭りであった。