蒲原鉄道 夏景色 日本車両製の電気機関車、ED1。 直近の鉄道雑誌によると、今年(1999年)9月、創立77周年イベントで走ったそうだ。 しかし、その直後の10月に鉄道廃止とは複雑な思いである。 ワンマン化改造されていなかったモハ11。 全長12mほどの地方鉄道らしい好ましいスタイルの小型車。 それに比べて撮影の腕が悪くて寝ぼけた写真で面目ない。 上のモハ11と同形式のモハ12。 ただし、モハ12はワンマン化改造され、サイドミラーや、出入りできたとは思えないほど細い乗務員扉が付けられている。 ボロボロながら、唯一残っていた木造車体のモハ21。 ただ、現像してみたら、正面の写真では木造かどうか判然としないのが残念。 続いての正面写真はモハ81。 蒲原鉄道唯一の戦後生まれの車両。 そのせいか、どことなく大手私鉄の旧型車を連想させる整然としたスタイルであるが、元越後交通の車両である。 当時資料がなく、何これと思ったモハ91。 調べなおしてみると、山形交通から来た元名古屋鉄道の車両だそうだ。 昭和31年に鋼体化されたそうで、いかにもその頃らしいスタイルとなっている。 元阿南鉄道のガソリンカーだったハ2。 軽便鉄道の機関車などで有名な雨宮製作所製と聞いていたので、床下をのぞくとちゃんと同社の銘板があって感激した記憶がある。