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あまり記念写真を撮るほうではないが、なぜかオープンデッキ客車に乗ると、撮りたくなってしまう。
このときも、和気駅での停車中に、駅員さんに撮ってもらったのであった。
そのままデッキに残り、555号機と威勢のいいナンバーのDD13が、貨車を切り離して再び連結するのを待ち受ける。
ちょうど山陽本線が到着したのだろう、地下道を通って、次々と乗換え客がやってくる。
ホームの反対側には、交換列車のキハ300形2連(おそらく303+305)が停車しているのが見える。
備前矢田駅でキハ702と交換。
ご覧のように対抗するホームが、構内踏切を挟んで上下線側に離れているので、構内がとても広く感じられる。
まだ春先のことなので、終点柵原に到着する18時42分には、日はとっぷりと暮れてしまった。
柵原駅の改札口越しに客車の姿をカメラに収める。このあと、すぐに客車列車は隣の吉ヶ原へ回送されていった。
一方の私は吉ヶ原まで歩き、最終の上り列車の気動車に乗り、和気へ戻ったのであった。
【1978年3月現地、2011年12月記】