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紀州鉄道
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 紀伊御坊から学問までは、駅間が短いのですぐに着いてしまう。
 ここから御坊にかけては、それまでの市街地から、一転して田園地帯らしい風景が広がる。
 ただ、撮り鉄の目で見ると、点在するマンションやホームセンター、鉄塔などが意外に目立ち、アングルに苦労させられる。
 学問駅から少し歩いた先に、警報機もない、いわゆる第4種踏切があった。いい感じなのだが、やはりいろいろとバックに余計なものが入りそう。あれこれアングルを考えて、ここでのメインを上り18列車に絞る。
 こうして撮った上り18列車であるが、踏切に近づきすぎただろうか、警笛を鳴らされてしまい、恥ずかしい。さっきの鉄ちゃんのことをとやかく言える資格はない。
 (ネットで検索してみたら、この踏切の手前には『警笛鳴らせ』の標識があるそうで、単にそれに従っただけ?・・・かも)

学問〜御坊間の第4種踏切にて


 上り18列車が御坊に着いて、下り19列車として折り返すまで、3分しかない、と知ったのは後のこと。そのときは、まだまま余裕があるつもりで、撮影ポイントを探しながら漫然と歩いていると、突然鳴り出した踏切の音に慌てふためく。なんとか撮影はしたものの、出来は推して知るべし。ということで写真は省略。
 学問〜御坊の中間地点を過ぎたあたりで、沿線で最も田園らしい風景が広がる。ここで上り20列車を真横から撮影し、さらに御坊駅に近づいた県道の踏切で、折り返しの下り21列車を撮る。
 踏切では、県道の御坊駅側で撮ったのだが、あとで反対の学問側から撮っている人を見つけ、なるほどと気づかされる。御坊側からのアングルでは、バックにJR紀勢線の架線柱などが、ごちゃごちゃ入ってうっとうしいが、学問側から長めの玉で撮れば、おそらく隠せそうだ。

田園風景の中を走る 県道の踏切にさしかかるキハ603

 こうして御坊駅に到着。最後に一往復だけ乗ってみることにする。
 JR紀勢本線との接続の関係で、12時26分発の下り23列車は、土日のみ5分繰り下がり、12時31分の発車となる。
 今朝、近畿日本ツーリストの鉄ちゃんが大勢いた場所で、今度はあの高校生がカメラを構えていた。がんばってるな。

 終点西御坊での停車中に、改めてキハ603の車内を撮影。朝方撮ったものも含めて、何枚か並べてみよう。

運転台と鉄ちゃん御用達シート 新潟鐵工所銘板
運転台まわりの様子。最前列のシートは鉄ちゃん御用達。
新潟鐵工所の銘板


いわゆるバス窓 板張りの床 プレスドア
いわゆるバス窓
板張りの床
プレスドア


白熱灯のあかり
白熱灯のあかり




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