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■ 大洞鉱山
このときの撮影枚数は、今では考えられないくらい少なく、上有住駅を含めても30数枚、ちょうどフィルム1本分でしかない。
その中から、トロッコの写真を数葉拾ってみよう。
まずは、鉱山(ヤマ)から石灰石を積んできた列車。
最後尾には、ちゃんと車掌?が乗っていた。
石灰石を下ろした後、空車を牽いて再び鉱山へ帰る。
機関車のE103を真横から。
当時の日記帳には、現場の人との会話をたった2行だけ記している。「この機関車は何トンですか」
「ずっとん」