銚子電気鉄道3/4
地図を表示同じ2008年の6月、今度はレンタカーではなく、JR総武線の特急『しおさい』で再び銚子へ。
銚子駅で下車し、仲ノ町駅に行く途中の踏切から銚子駅を望むと、銚子電鉄デハ1002とJR東日本の113系、そして乗ってきた255系『しおさい』が仲良く揃い踏みだ。
仲ノ町駅は、どこかの作業所のような佇まいで、最初は「えっ、この扉から入るの?」と戸惑ってしまったが、ちゃんと奥に改札口が見えてほっとする。
この駅にも約30年前に来たはずなのだが、当時の様子がどうだったか、記憶が完全に飛んでしまっている。
最初は右側の事務所?の扉から入りかけてしまった。 待合室は、昔ながらの風情
仲ノ町駅では、入場券を買って車庫を見学させてもらう。
お目当ては、前回会い損なってしまった電気機関車デキ3である。
久しぶりに再会したデキ3に近寄ってみると、なんとも愛嬌のある顔をしている。そのままアニメのキャラクターになりそうな感じだ。
車体もきれいな状態だが、左下にちらっと写っている全般検査の期限は平成19年4月で切れている。
何とか整備して、再び本線を元気に走る姿を見たいものだ。そのためにはもっと『ぬれ煎餅』を買わなきゃいけない?
そのほか、仲ノ町の車庫には、元鶴見臨海鉄道の買収国電デハ301や元近江鉄道のデハ701・702、元営団地下鉄のデハ1001が休んでいた。
あまり状態のよくなさそうなデハ301
デハ701(右)とデハ702(左)の間から、仲ノ町駅に停車中のデハ1002を望む。
2両のデハ700形は、塗装の違いもさることながら、正面窓が銚子方は2枚、外川方は3枚なので、向き合うと全く違う形式に見えてしまう。
桃太郎電鉄のラッピング車デハ1001(右)に並んで、同形の銚子行きデハ1002が到着した。 デハ1001の変わった形状の連結器。
営団地下鉄時代の密着連結器に、一般的な自動連結器を連結できるようにしたものだ。