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くりはら田園鉄道6/7
上り列車が発車したら、次は下り列車の番だ。
9.上り列車から受け取ったタブレットを下り列車に渡すため、再び下りホームに向かって走る。 10.下り列車に行く前に踏切のスイッチ?を入れる。
(後で何のスイッチか尋ねるつもりが聞き忘れてしまった)
11.タブレットを渡し、下り列車が発車。 12.下り列車を見送る。
これですべて完了・・・ではない。
駅本屋に入り、若柳、栗駒それぞれの駅に上下列車の出発を連絡(写真は栗駒駅へ連絡しているところ)して、ようやく列車交換のルーチンが終わるのである。
ところで、この11列車と12列車のように、ほとんどの上下列車は沢辺駅で交換するため、タブレットは折り返し使用となり、閉塞機を操作してタブレットを出し入れすることはない。
ただ、時刻表を見ると、次の列車は13時49分発の上り14列車だけである。ということは、その列車に渡すタブレットを取り出さなくてはならないわけだ。
そこで、本当に長居をして迷惑をかけてしまったのであるが、そのタブレットを取り出すシーンもビデオに撮らせてもらった。
ただ、構図をどうするか、アップでタブレットを取り出す手元を撮ろうか、いや送信・解錠ボタン(プランジャー)を押すのを撮ろうか迷っているうち時間がきてしまい、結局中途半端なアングルになってしまった。
わかりにくい写真でお恥ずかしいが、同じ写真に見えてもよく見れば、違う作業を行っているのだ。
閉塞機の上についている2つのプランジャーのうち、右側の「送信」プランジャーを押して若柳駅と連絡を取り合い、閉塞の作業を始める。 本当にわかりにくくて恐縮だが、メーター(継電器)の針が大きく左に振れて「全開」を示している。このとき左側の「解錠」プランジャーを押せば、タブレットが取り出せるのである。