秋田内陸縦貫鉄道20162/4
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■ 待望の青空
荒瀬から阿仁合に着いたころ、天候が急回復して待望の青空が。花の盛りは過ぎても晴天の下ならそれなりに映える。早速、河川公園へ繰り出し、阿仁合止めの下り11D列車を待ち受ける。
向かって左の小渕側からやってきた11D。阿仁合駅は右手もうすぐだ。
とっさに縦位置に構え直して・・・などという芸当ではない。阿仁合止めの11Dは、入庫のため引き上げ線に入ることはわかっていたので、そのまま待機していたのである。なので、この2つの写真には約3分のタイムラグがあるのだ。
阿仁合駅で乗客を降ろした後、引き上げ線に入る列車が再び姿を現す。
さらに1分半後、少し移動してソメイヨシノと枝垂桜の合間から、入庫する車両を狙う。
かようにわずか5分ほどの間で、3回アングルを変えて撮影を楽しめるのである。
引き上げ線から右手の車庫へ入庫。つまり後追いである。欲を言えば、バックの建物がなければいいのだが。
終わりかけのソメイヨシノに対して枝垂桜は7〜8分咲き。花の合間の時期だからこそ撮れた写真とも言える。
さあ、昼も近いので、売り切れないうちに阿仁合駅構内の「こぐま亭」で馬肉シチュー&黄金ライスを食べよう・・・いや待て待て、せっかくお天気になったのだから、どこかで先に写真を撮ろう。
向かったのは桂瀬駅。狙うは13D列車。昨年は13時13分発であったが、今年のダイヤ改正で13時05分に繰り上がっている。そのかわり、隣の阿仁前田駅が13時13分発となって、しっかり引き継がれているところがおもしろい。
アングルは昨年のハナモモではなく、その後ろの桜をメインにする。もちろん水仙の足し算も忘れずに・・・。おかげで、やっぱり昨年と似たような写真。
桜の後ろに雲がかかって花が目立たない。得てしてそんなもの。