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1979(昭和54)年度、大学の鉄道研究会の研究テーマは「中央東線」であった。
その研究の一環として、中央東線では列車種別ごとに旅客輸送をどのように役割分担しているのか、部員を特急、急行、鈍行別に班分けして乗降調査をしたこともあった。
それで、どんな成果を上げたのかって?
それがあんまり覚えていないのである。
一応、当時は鉄道研究会の部長をしていたのだが、何とも無責任な話である。たぶん同時からそうだったのだろうなあ。
無責任ついでに言えば、テーマが中央東線だから、何回か写真を撮りに行ったのだが、日時や撮影場所すら記憶に乏しい。
というわけで、今回は、ネガから写真を適当に見つくろって、並べただけになってしまった。
まずは、同年の夏、おそらく鉄研メンバーで撮影に出かけたときのものを3枚。
さあて、ここはどこなのだろう。きっと撮影場所を決めるのも他人任せだったに違いない、どこで撮ったのか、さっぱり思い出せない。
そんなネガから、まずはEF64重連貨物。
そして165系だから急行アルプスか。
空の雲を強調しようとして、露出がアンダーになってしまい、列車が黒くつぶれてしまったので、パソコンで山から下を切り取り、補正して再合成してみた。おかげで、わざとらしい絵になってしまった。
いよいよ不自然な色の183系あずさ。
でも、こちらはパソコンでの補正はほとんどしていない。実は赤色のフィルターをつけて、擬似赤外線写真仕立てとしたもの。
もちろん、そんな撮り方をする必要はないわけで、左に石垣を入れたアングルといい、ほとんど悪ふざけに近い。
肝心の撮影場所は覚えていないくせに、石垣に寄りかかってカメラを構えると、姿勢が安定せず苦労した、というしようもない記憶だけは残っている。
地元山梨県にお住まいの方から、この写真は初鹿野(当時)〜勝沼間の深沢トンネルの手前あたりではないかとメールをいただいた。今は新線に切り替えられて、少し山側に移動しているそうだ。
これで、撮影場所が特定できたわけで、この場を借りてお礼申し上げたい。(2009/6/27追記)