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秋田内陸縦貫鉄道2017
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 ホテルをチェックアウトして向かったのは角館〜羽後太田間の茅葺き屋根の家。よく見かける構図だが、何はともあれ押さえておこう。


茅葺き屋根の家shadowshadow


 角度を変えて、思い切って茅葺き屋根の家はカットして桜に絞る。
 少々シャッターのタイミングが早すぎるのだが、この直後に思わずズームの画角を広げて茅葺き屋根の家を入れてしまったのである。また足し算という悪い癖が出てしまったのだ。当然ながら、写真としては割り切った最初の構図のほうがずっといい。ちょっと辛抱したらいいのに、それすらできない自分が情けない。


桜の角度を変えてshadowshadow


 ここで、また角館へとんぼ返り。ホテルに断って車を置かせてもらって桧木内川堤へ。というのも、有名な桜並木は川の東岸にあるので、桜に陽が当たるのは昼ごろからになるのである。
 外国人のほうが多いのではないかと思うくらい大勢の観光客がごった返す中、有名なお立ち台へ。
 桜は散り始めてはいるものの、これまでで最も美しい眺めだ。ああ、これで角館詣でも潮時かなと思ったら、ふとさみしさが胸をよぎる。なんだよ、別に来ちゃいけない訳ではないのだから、さみしいならまた来ればいいじゃないかと自分に言い聞かせる。


桧木内川堤の桜並木shadowshadow


 帰りも大館能代空港から飛行機なので、そろそろ北上しなくてはいけない。その途中、羽後太田〜西明寺間で、これも撮り鉄には有名な桜を撮影する。やはり、散り始めているが、それよりも、ここに限らず沿線の桜は総じて老木が多く、年を追うごとに勢いがなくなっているように見える。ちょっと心配なところだ。


羽後太田〜西明寺間の桜shadowshadow


 最後はこれも恒例の大館能代空港に近い合川〜大野台間で。
 この日は少し雲とかぶってはいるものの、遠く森吉山が見通せたのであった。


遠く森吉山を望むshadowshadow



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