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秋田内陸縦貫鉄道2020
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 今回は、2泊3日と気合いを入れてきたのだが、2日目は朝日も拝めず、朝食後、取りあえず困ったときの羽後長戸呂〜松葉の築堤にやってきた。
 天気が悪いので紅葉の発色は冴えないが、そのかわり山には雲がかかっている。それをまたオーソドックスな構図で捉えてみた。
 やってきたのは前ページ冒頭の写真と同じ「笑 EMI」号だ。
 

松葉付近の築堤shadowshadow


 2019年に、小川を渡る間を惜しんで中途半端なアングルになってしまった柿の木の撮影に再トライ。ところが、橋を渡って柿の木に近づくと、撮りたいと思った場所は、ちょうど小川の上になってしまい足場がない。結局離れて撮らざるを得ず、あまり代わり映えしない結果となってしまった。
 

柿の木とshadowshadow


 この日はその後、これまで撮ったことのない場所のロケハンをして、少し手応えはあったのだが、いかんせん陽がささないので映えない。ということで、新たな場所の写真は、次回に持ち越しとしよう。って、2021年も来るつもりなのか・・・?
 3日目は、いよいよ天候が悪化して、朝から雨が降っている。いつもなら、ダメもとで早朝の撮影に出かけるのだが、そんな気も起きず、ホテルで二度寝を決め込む。
 ホテルをチェックアウトして、何となく車を走らせ、何度か来たことのある羽後太田〜西明寺の築堤へ。サルビアではないけれど、赤く色づいた草を前に置いて築堤を行く下り列車を撮影。雨が降り続いているので、すぐ横に車を停めて、撮影したらさっさと車に戻るという横着を決め込んだのであった。


赤い草shadowshadow


 そこから少し西明寺側へ行くと、民家の庭先に柿の木があった。近寄りたくても他人の庭に勝手に入るわけにはいかず、望遠で引き付ける。そもそも見ず知らずの家の庭に望遠レンズを向けること自体、ひんしゅくものではあるが・・・。


西明寺付近の柿の木shadowshadow


 雨は本降りで、ちょっと撮影しただけでもカメラはびしょ濡れ。この日は、夕暮れの写真を撮って引き上げるつもりで、角館18:58発のこまち46号を予約していた。でも、天気予報も一日雨で、夕方まで撮影をしようという意欲がわかない。せっかく遠出してきたのにもったいないと思いながらも撤退を決断。昼過ぎのこまち24号に変更して切り上げたのであった。
 2020年秋に落ち着いたと思った新型コロナウイルスだが、年末にかけて感染拡大に歯止めがかからなくなってしまった。なんとか早く感染を収束させ、元の生活を取り戻したい、そう願うばかりだ。

【2020年11月現地、2021年1月記】

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