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北条鉄道撮り歩き／網引〜粟生 その７

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　まだ陽が回りきらないときは、南側からも撮ってみた。
　築堤に赤く色づいた葉っぱが広がっていたので、手前に配置してみたが、少々無理のあるアングル。
　ところで、この赤い葉は何という植物なのだろう。葉の形だけ見れば、ウルシに似ているが、このへんが本当に疎くて情けない。手に触れてかぶれたらウルシとわかるだろうけど、本当にかぶれたらしゃれにならないので試してはいない。

写真０９７／２０１４年１１月

　同じ南側から、ススキを光らせるために逆光で。
　実を言うと、ピントがちょっと甘くゴーストも出ているのだが、ご容赦を。

写真０９８／２０１３年１２月

　北側に戻って、ススキをもっと強調しようとして撮ったのがこれ。
　もはや列車はシルエットでどこにいるのかもわからない。ちょっとやりすぎた。

写真０９９／２０１４年１２月

　いよいよ最後の写真。
　年も明けて春を待つ頃、写真０９５・０９６と同じように山の端の光を狙う。ススキはないものの、秋に比べると太陽の角度も変わって、うまいこと列車が光ってくれた。
　相変わらず荒涼感たっぷりで、スタート時の元気なローカル私鉄というふれこみとは、かけ離れてしまったような気もするが、泣いても笑っても、これが１００枚目、締めくくりの写真である。

写真１００／２０１５年３月

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