西池から線路を挟んだ反対側は、丘陵となっている。
ふもとの岸呂の集落に入ると、タイムスリップしてしまったような感覚に陥る。それくらい、古い家並みが続くのだ。
集落を抜けて、ぶどう畑の坂道を上がると、線路を見渡せるちょっとした俯瞰撮影場所に至る。
ゆる鉄写真で有名な中井プロは、ここから古い家並みの文字どおり甍の波と列車を収めた写真を公表している。でも、電線などの処理が難しいのと、何より素人がプロのコピーをしても、太刀打ちできるはずがない。というわけで、少しカメラを振って、田園地帯を走る列車を捉えてみた。平凡になりがちな俯瞰写真が、早朝のおかげで山の陰影は深く、列車も朝日で輝いてくれたのが救い。
写真010のとおり、西池から長駅にかけては、田園地帯を走る。
右手に見える赤いガーダー橋は、賀茂川だ。橋の前後はこれも撮り鉄が好む築堤になっている。
赤いガーダー橋は、手すりもなくすっきりしているのだが、いかんせん短すぎる。川面に映り込む列車を狙ってみたが、う〜んという出来。
やはり、素直に賀茂川の土手から撮ろうか。
写真011と同じフラワ2000−2に描かれた星が、ギラっと光る瞬間を。
賀茂川から少し離れて、春の菜の花。
お花畑と言うほどのボリュームはなかったので、菜の花を前後に配置してそれっぽくしてみた。
秋は、写真013の場所とは線路を挟んで反対側から、紅葉の山をバックに。
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