網引駅のシンボルと言えば、銀杏の木。
黄葉真っ盛りの頃、駅前広場から撮影。銀杏の陰に隠れているがの駅舎で、手前右に見えるのは小屋はトイレだ。ローカル私鉄と侮るかなかれ、北条鉄道の各駅のトイレは、すべてウオッシュレットで手入れも行き届いている。だからこそ便所ではなくトイレと表記したのである。
銀杏が色づいた頃を見計らって、早朝から出かける。
朝日が昇り、列車を赤く染めて、いいムードの写真が撮れたとカメラのモニタ画像を確認して愕然。黄色い銀杏の葉が茶色く濁って、まるで枯れ葉のようにしか見えない。自分の目で銀杏の木を見ていたはずなのに、画像で初めて気づくとは、本当に情けない。しかたなく画像ソフトで調整して、赤味をできるだけ抜いている。
粟生で折り返してきた下り列車を、線路に平行する道路から逆光で。
と、写真を載せておいて言うのも気が引けるが、今は線路と道路の間に植樹がされて、この場所からの撮影はしづらくなっている。
もう少し粘って、北条町から折り返しの上り列車を同じ道路から撮影。
繰り返しになるが、この角度での撮影は、今はほとんど植樹で隠れてしまう。それをわかっていながらこれ見よがしと言われそうだが、せっかくなので掲載させてもらった。
再び粟生から折り返してきた下り列車。
黄色い銀杏とフラワ2000−1の赤い車体、そしてドアは再び黄色と見事なコントラストがまぶしい。
本音を言うと、女性運転士も狙っていたのだが、残念ながらまだ陽の角度が浅く、運転席は真っ暗なのであった。
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