網引駅付近は線路が東西に走っているので、夕陽や夕焼け撮影のメッカでもある。
そうとなれば、水鏡と夕焼けは誰でも狙いたくなる題材で、私自身、何度か通ってみた。
とはいえ、自然現象だけに夕焼けになるかどうかは行ってみないとわからない。何度も空振りして、もう田植えがされたころ、ようやく夕焼けらしい光景に出会えた。直前まで左上の雲も赤く染まり、だからこその広角レンズなのに、どす黒くなってしまったのは残念。
水鏡のシーズン以外にも、夕陽は何度も狙っている。
この日は、まだ陽は高かったが、写真に撮ってみると、特に色を調整したわけではないのに見事なオレンジ色に染まった。
別の日、夕陽を背に上り列車がやってきた。
夕陽の位置が今ひとつで、このあたりに構図の甘さが露呈してしまう。
実は上の列車の連続写真。
夕日が列車の陰に隠れ、いい感じの色合いになったので、とっさにズームして引き寄せてみた。車両を切り取ることは滅多にしないが、たまにはこういうのも悪くない。
お盆休みのある日、これまでにない美しい夕焼け空が広がった。
たまたま居合わせた、やはり顔なじみの撮り鉄と「すばらしい」と感激しあって撮影。
しかし、できあがった写真は濁ってしまって、まるで血の色ではないか。いやいや、こんなんじゃない、もっと鮮やかできれいな夕焼けなのに、と地団駄踏んでも後の祭り。
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